当協会は、昭和39年3月に港で働く皆さんの福利厚生事業を目的として、運輸省及び労働省の許可を受け設立し、業務を開始いたしました。一方、昭和30年代からの経済成長に合わせて港湾の取扱貨物量が増大し、船舶の大型化等も進み、これに対応した港湾の整備拡張等が図られる中、港湾労働を近代化し、魅力ある労働とするため、福利厚生施設の増強が求められ、関係機関の指導協力を得ながら管内各地に福祉センター、休憩所、保養所及び住宅等を設置してきました。
現在は22ヶ所の福利厚生施設を管理運営して、港湾労働者のための福利厚生事業を実施しており、特に、管内には有名な温泉が多いところでありますが、大分県別府市及び佐賀県武雄市の温泉地に保養センターを保有しており、多くの方々に利用して頂いているところであります。
なお、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律および同整備法に基づき、平成24年3月31日で「財団法人九州港湾福利厚生協会」を解散し、平成24年4月1日から「一般財団法人九州港湾福利厚生協会」と名称変更いたしました。引き続き関係官庁をはじめ港湾関係者のご指導ご協力を得ながら、港湾労働者の福利厚生事業の充実に努め、港湾の振興発展に寄与する所存でございますので、より一層のご支援、ご協力をお願い申し上げます。